町田の焼肉店20店のうち9店は、AIに一度も名前が出ませんでした。焼肉は5業種でいちばんAIに出やすい業種です。だからこそ出ないと差がつきます。メニューと写真で伝える手順を、調査の数字とあわせて解説します。
焼肉が食べたくなったとき、Googleマップで「町田 焼肉」と調べる人は多いでしょう。 そして、AIに「町田でおすすめの焼肉を教えて」と聞く人も増えてきました。
ZUBOLANDが2026年10月に町田の焼肉店20店を調べたところ、9店はAIに一度も名前が出ませんでした。 焼肉は、私たちが調べた5業種のなかで、いちばんAIに名前が出やすい業種です。 ほかの店が出ているぶん、出ていないお店との差は目立ちます。
ここでは、その数字と、焼肉店がメニューと写真でお店の中身をAIに伝える手順をまとめます。
町田の焼肉店は、AIにどれくらい名前を挙げられているか
調べたのは、Googleの店舗検索で「町田」「焼肉」の上位に出てくる20店です。 ChatGPTとGeminiに「町田でおすすめの焼肉を教えて」と3回ずつ聞き、店名が答えに入った回数を数えました(2026年10月2日)。
20店中9店は、一度も名前が出なかった
6回聞いて一度も名前が出なかったお店は、20店中9店でした。 残りの11店は、どちらかのAIに少なくとも1回は名前を挙げられています。
半分より少し多いお店が出ている。 これは、焼肉という業種の特徴でもあります。
ChatGPTでも「毎回出る店」がある業種
2つのAIを分けて見ると、こうなりました。
- ChatGPTに1回でも名前が出たお店:20店中7店(3回とも出たお店は5店)
- Geminiに1回でも名前が出たお店:20店中10店(3回とも出たお店は7店)
- 両方に出たお店:20店中6店
ChatGPTは、聞くたびに挙げるお店が入れ替わりやすいAIです。 町田のほかの業種では、ChatGPTに3回とも名前が出たお店は、居酒屋で1店、整体と美容室とリフォームでは0店でした。 焼肉だけが5店。 焼肉店は、AIにとって「迷わず挙げられるお店」が決まりやすい業種なのかもしれません。
町田のほかの業種と比べると
同じ日に、町田のほかの業種も20店ずつ調べています。
| 業種(町田) | 一度も出なかったお店 |
|---|---|
| 焼肉 | 20店中9店 |
| 居酒屋 | 20店中9店 |
| 整体 | 20店中10店 |
| リフォーム | 20店中13店 |
| 美容室 | 20店中15店 |
焼肉と居酒屋が、町田ではいちばん出やすい業種でした。 ただ、両方のAIに出たお店で比べると、焼肉は6店、居酒屋は2店。 同じ「出ない9店」でも、出ているお店の出方には差があります。
焼肉店の情報は、AIにどう伝わっているか
GoogleのAIは、Googleマップの情報の上で動いている
GoogleのAIによる概要やAIモードは、ふつうの検索とGoogleマップの情報の上で動いていて、特別な追加の対策はいらないとGoogleは説明しています。 なので、焼肉店がまず整えるのは、Googleのビジネスプロフィールです。
Googleは、ローカル検索の結果は主に関連性・距離・知名度で決まると公式に書いています。 距離はお店の側では動かせません。 動かせるのは、探している言葉とお店の情報を合わせること(関連性)と、広く知られること(知名度)です。
「焼肉」の一言では、どんな店か分からない
焼肉店と一口に言っても、中身はかなり違います。 食べ放題の店、一頭買いの店、ホルモンが中心の店、ひとりで入れる店。 お客さんは「町田 焼肉」と調べたあと、写真とメニューを見て、自分に合う店かを決めているはずです。
AIも、お店を選ぶ材料を探します。 メニューも写真も載っていないお店は、焼肉店だということしか伝わりません。 材料が少ないと、AIは名前を挙げにくくなるのだと思います(ここは私たちの見立てで、原因までは測っていません)。
町田の焼肉店のMEO対策のやり方
手順1:「町田 焼肉」でAIとマップに聞いてみる
まず、お客さんと同じように探してみます。 Googleマップで「町田 焼肉」と調べ、ChatGPTとGeminiに「町田でおすすめの焼肉を教えて」と3回ずつ聞きます。
自分のお店の名前は、質問に入れません。 名前を入れたら出てくるのは当たり前なので、見つけてもらえている証拠にはならないからです。 出てきた回数を、AIごとに書き留めておきましょう。
手順2:メニューと料金を載せる
ビジネスプロフィールには、メニューを載せる場所があります。 コースの名前と料金、よく出る部位、飲み放題の有無と時間。 お客さんがお店を選ぶときに見るものから順に入れていきます。
メニューの名前は、お店の中だけで通じる呼び方より、お客さんが探す言葉に寄せるのがおすすめです。 「特選盛り」だけでなく、「タン・ハラミ・カルビの盛り合わせ」のように中身も添えておく。 それだけで、何が食べられるお店なのかが伝わりやすくなりますよ。
手順3:肉と店内と外観の写真を足す
写真と動画を足すことも、Googleが公式のヘルプで挙げている項目です。 焼肉店なら、まず看板メニューの肉の写真。 次に、席と店内の写真です。
個室があるか、カウンターがあるか、テーブルの間はどれくらい空いているか。 家族で行くのか、ひとりで行くのか、接待なのかで、お客さんが見たいところは変わります。 外観と入口の写真もあると、町田駅のまわりで迷わずに来てもらえます。
手順4:営業時間と特別営業時間をそろえる
営業時間は、グルメサイトとGoogleで食い違いやすい項目です。 ランチをやめた、定休日を変えた、年末年始だけ営業時間が違う。 片方だけ直すと、Googleマップを見て来たお客さんが、閉まっている店の前で困ることになります。
ラストオーダーの時間は、営業時間の欄とは別に、説明やメニューに書いておくと親切です。 祝日や年末年始は、「特別営業時間」の機能で前もって登録しておきましょう。
手順5:口コミに返信する
Googleは、好意的な口コミや有用な返信が、お店の注目度を高めるのに役立つと公式に書いています。 返信では、相手が書いた範囲で、何を食べたかに触れるのがおすすめです。
たとえば、家族で来られた方の口コミなら、こんな返信が考えられます。
ご家族でのご来店ありがとうございました。お子さまにハラミを気に入っていただけたようで、うれしいです。お座敷の席は週末に埋まりやすいので、次回はお電話でご予約いただくと確実ですよ。
次に同じように家族で行こうとしている人が、この返信を読みます。 返信は、まだ来たことのない人への案内でもあるのです。
うまくいくポイント
メニューの写真は、お店が撮ったものを使う
お客さんが投稿した写真は、Googleマップの上ではお店のページに並びます。 でも、それをお店のサイトやチラシに勝手に使うのはやめましょう。 写真の権利は、撮った人にあります。 お店の写真はお店で撮る。 スマホで、明るい時間の自然光で撮るだけでも、十分伝わります。
「誰と行く店か」を言葉にしておく
AIに聞く人は、「町田で家族で行ける焼肉」「町田でひとり焼肉ができる店」のように、条件をつけて聞くことがよくあります。 お店の説明に、どんな人がよく来るのかを一言書いておきましょう。 お子さま用の椅子がある、ひとり用のカウンターがある、20人まで貸し切れる。 お店にとっては当たり前のことでも、書いていなければ、外からは分かりません。 条件つきで探している人にこそ、こういう一言が届くはずですからね。
AIごとに、月1回記録する
町田の焼肉では、両方のAIに出たお店が6店ありました。 裏を返すと、片方のAIにしか出ていないお店もたくさんあります。 月に1回、同じ質問・同じ回数で、AIごとに記録しておきましょう。 直したことが効いたのかは、記録があって初めて分かるものですよね。
グルメサイトとGoogleを同じ日に直す
メニューや料金を変えたら、グルメサイトとGoogleのビジネスプロフィールを同じ日に直します。 お店の名前・住所・電話番号も、どこを見ても同じ書き方にそろえておきましょう。 どこを見ても同じ情報があることが、お店が実在していることの手がかりになるからです。
よくある失敗と注意点
「口コミを書いたらドリンク1杯サービス」
焼肉店でよく見かけるのが、口コミと引き換えにドリンクやデザートを出すやり方です。 Googleのポリシーでは、お金や割引、無料の商品と引き換えに口コミを頼むことは禁止されています。 見つかると、口コミが消されることがあります。
許されているのは、見返りなしで、実際の体験を書いてほしいと頼むことだけです。 お会計のときに、口コミを書ける場所を案内するくらいにとどめておきましょう。
お店の名前に「町田駅前 食べ放題」と足す
ビジネスプロフィールの名前に、地域名や「食べ放題」のような説明を足すのは、Googleのガイドラインで禁止されています。 名前は、看板で実際に使っている名前だけにします。 食べ放題があることは、メニューと説明で伝えれば十分です。
出ていることに安心して、記録をやめる
焼肉は、AIに名前が出やすい業種です。 1回出たのを見て、安心してしまうこともあるでしょう。 でも、ChatGPTに1回でも出た7店のうち、3回とも出たのは5店。 聞くたびに入れ替わるお店もあります。 1回の結果で判断しないことが大事ですね。
事例:この調査から分かったこと
今回の数字は、ZUBOLANDが運営するまねき番(お店のGoogleマップとAI検索の運用代行)の準備として、自分たちで測ったものです。 町田と代々木の5業種・200店を、同じ質問・同じ回数で調べました。
焼肉は、両方の地域を合わせて40店中14店が一度も出ませんでした。 5業種のなかで、いちばん少ない数です。 それでも、町田では9店が出ていません。 代々木の焼肉店の結果は、代々木の焼肉店のAI検索対策に書きました。 町田の居酒屋の結果は、町田の居酒屋のMEO対策にあります。
AI検索の基本はAIO対策のやり方に、自分のサイトを確かめる手順はAIO対策の点検方法にまとめています。 メニューの更新や口コミの返信まで手が回らない場合は、まねき番がお店の代わりに続けます。 いまの見え方は、無料診断で確かめられます。 ZUBOLANDについては、代表のブログをご覧ください。
よくある質問
グルメサイトに載っていれば、AIにも出ますか?
私たちは、グルメサイトへの掲載とAIの答えの関係までは測っていません。 なので、出るとも出ないとも言えないのが正直なところです。 少なくとも、Googleのビジネスプロフィールにもメニューと営業時間を載せておくと、Googleマップで探す人には確実に届きます。
食べ放題の店と、高級店で、やることは違いますか?
やることの順番は同じです。 違うのは、何を前に出すかでしょう。 食べ放題なら料金と時間と品数、高級店なら部位や産地と個室。 お客さんがお店を選ぶときに見るものを、メニューと写真で先に見せておきます。
AIに名前が出たら、お客さんは増えますか?
そこまでは測っていません。 AIに名前が出ることと、来店が増えることは、別の話です。 ただ、AIに聞いて店を探す人にとって、名前が出ないお店は候補に入りません。 まずは候補に入ることから、と考えておくのがいいと思います。
この記事に関わるサービス
まねき番お店のGoogleマップ・AI検索の運用代行
まねき番は、お店のGoogleマップの投稿と口コミ返信を代わりに進め、GoogleマップとAI検索での見え方を毎週お知らせするサービスです。この記事で書いた「AIに出ているかを測る」「正しい情報を届ける」を、お店の代わりに続けます。
- Googleマップの投稿は週1本。お店の情報をもとに下書きを作り、確認後に掲載
- 新しい口コミへの返信案を、いつものLINEにお届け。お店は確認して「OK」するだけ
- 週1回、決まった条件でGoogleマップとAI検索での見え方を測ってレポート
- Googleのパスワードは預かりません。掲載前にかならずお店が確認
料金・お支払い方法は資料でご案内しています(請求するとすぐにメールで届きます)。月払いは、お申し込みから3か月が最低利用期間です(2026年10月時点)
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