代々木のリフォーム会社20社のうち16社は、AIに一度も名前が出ませんでした。ChatGPTに出た会社は0社です。会社のサイトで施工実績と会社の情報をAIに読める形で伝える手順を、調査の数字とあわせて解説します。
リフォームを頼む会社を探すとき、AIに「代々木でおすすめのリフォーム会社は?」と聞く人が出てきました。 大きなお金がかかる工事だからこそ、いくつかの会社を比べてから決めたい人は多いでしょう。
ZUBOLANDが2026年10月に代々木のリフォーム会社20社を調べたところ、16社はAIに一度も名前が出ませんでした。 ChatGPTに名前が出た会社は、20社中0社です。 町田のリフォーム会社20社でも、ChatGPTに出たのは0社でした。
ここでは、その数字と、リフォーム会社が自社のサイトで施工実績と会社の情報を伝える手順をまとめます。
代々木のリフォーム会社は、AIにどれくらい名前を挙げられているか
調べたのは、Googleの店舗検索で「代々木」「リフォーム」の上位に出てくる20社です。 ChatGPTとGeminiに「代々木でおすすめのリフォームを教えて」と3回ずつ聞き、会社名が答えに入った回数を数えました(2026年10月2日)。
20社中16社は、一度も名前が出なかった
6回聞いて一度も名前が出なかった会社は、20社中16社でした。 名前が出たのは4社。 その4社とも、Geminiだけに出た会社です。
ChatGPTは0社、Geminiは4社
2つのAIを分けて見ると、こうなりました。
- ChatGPTに1回でも名前が出た会社:20社中0社
- Geminiに1回でも名前が出た会社:20社中4社(3回とも出た会社は2社)
- 両方に出た会社:20社中0社
ChatGPTは、代々木でも町田でも、リフォーム会社の名前を一度も挙げませんでした。 私たちが調べた5業種のなかで、こうなったのはリフォームだけです。
代々木のほかの業種と比べると
| 業種(代々木) | 一度も出なかったお店・会社 |
|---|---|
| 焼肉 | 20店中5店 |
| 居酒屋 | 20店中11店 |
| 美容室 | 20店中12店 |
| 整体 | 20店中16店 |
| リフォーム | 20社中16社 |
代々木では、リフォームと整体がいちばん出にくい業種でした。 町田のリフォーム会社は20社中13社が出ておらず、代々木はそれより3社多い結果です。
リフォーム会社が、AIに出にくいのはなぜか
分かっていることと、分かっていないこと
分かっているのは、同じ質問を同じ回数聞いて、2つの地域の40社がChatGPTに一度も出なかった、ということです。 なぜ出ないのかまでは、測っていません。
ここからは見立てです。 リフォームは、比較サイトや紹介サイトを通して探されることの多い仕事です。 「おすすめのリフォーム」と聞かれたとき、AIは会社の名前より、選び方や比較サイトを答えやすいのかもしれません。 Googleマップの情報を使うGeminiには4社が出ていたので、会社の情報がまったく届いていないわけではない、とも言えます。
AIが読む材料は、Googleマップだけではない
GoogleのAIによる概要やAIモードは、ふつうの検索とGoogleマップの情報の上で動いていて、特別な追加の対策はいらないとGoogleは説明しています。 なので、Googleのビジネスプロフィールを整えることが土台です。
でも、ChatGPTのようにウェブを検索して答えるAIは、会社のサイトや、ほかのサイトでの紹介を読んで答えを作ります。 Googleマップだけ整えても、会社のサイトに中身が無ければ、こうしたAIに読ませる材料は増えません。 リフォーム会社は、サイトの中身がとくに大事になる業種だと思います。
代々木のリフォーム会社のAI検索対策のやり方
手順1:AIに、自社のサイトを読ませてみる
まず、「代々木でおすすめのリフォーム会社を教えて」と、ChatGPTとGeminiに3回ずつ聞きます。 自分の会社の名前は入れません。
次に、自社のサイトのURLをAIに渡して、「この会社は、どこで、どんな工事をしている会社ですか」と聞いてみます。 このとき、「読めなかった場合は、回答の1行目にそう書いてください」と一文足しておきます。 AIが答えた内容が、自分たちの思っている会社の姿と合っているか。 ずれている部分が、サイトで伝わっていない部分です。
手順2:施工事例のページに、場所と工事の内容を書く
会社のサイトの施工事例には、写真だけでなく、文章で中身を書きます。
- どの地域の工事か(渋谷区、新宿区など、市や区まで)
- どんな建物の、どこの工事か(マンションの浴室、戸建ての外壁など)
- 工事にかかった日数
- お客さんの相談の内容と、どう解決したか
写真だけの施工事例は、人には伝わっても、文章を読むAIには伝わりにくいはずです。 写真には、何の写真かが分かる説明(代替テキスト)も付けておきましょう。 お客さんの家が特定できる情報は、必ずご本人の許可を取ってから載せます。
手順3:会社の情報を、1ページにまとめる
会社概要のページには、会社が実在していることが分かる情報をまとめます。 会社の名前と所在地、電話番号、代表者の名前、創業の年。 建設業の許可を持っているなら、許可番号も書いておきます。
1件の請負代金が500万円以上の工事(建築一式工事は別の基準)を請け負うには、建設業の許可が要ります。 許可番号は、国や都道府県の名簿で確かめられる情報です。 お客さんにとっても、安心して頼める会社かを判断する手がかりになりますね。
手順4:サイトがAIに読める状態かを確かめる
サイトの中身を整えても、AIのクローラーがサイトに入れなければ読まれません。 robots.txtでAIのクローラーを止めていないか、ページが正しく表示されるか。 私たちも、自社の製品サイトで、robots.txtがログイン画面に転送されていたことがありました。 確かめ方は、AIO対策の点検方法にくわしく書いています。
手順5:ビジネスプロフィールと口コミも整える
Googleのビジネスプロフィールでは、事務所でお客さんを迎えているかどうかで、住所を表示するか、対応エリアで登録するかを決めます。 登録のしかたは、町田のリフォーム会社のMEO対策にまとめました。
Googleは、好意的な口コミや有用な返信が、お店の注目度を高めるのに役立つと公式に書いています。 返信では、相手が書いた範囲で、どんな工事だったかに触れます。
たとえば、マンションのキッチンを直された方の口コミなら、こんな返信が考えられます。
このたびはご依頼ありがとうございました。管理組合への届け出から一緒に進められて安心した、とのお言葉、うれしく思います。使い始めて気になる点があれば、いつでもご連絡ください。
マンションの工事で、管理組合への手続きまで手伝ってくれる会社だと、次に読む人に伝わります。
うまくいくポイント
サイトとビジネスプロフィールで、同じことを書く
会社の名前・住所・電話番号は、サイト、ビジネスプロフィール、比較サイト、チラシのどこでも同じ書き方にそろえます。 得意な工事や対応エリアも、サイトとビジネスプロフィールで同じにしておきます。 場所によって書いてあることが違うと、どれが正しいのか分からなくなりますからね。
施工事例は、少しずつでも足し続ける
施工事例は、一度に何十件もそろえる必要はありません。 工事が1件終わるたびに、1件ずつ足します。 地域と工事の内容が書かれた事例が増えるほど、どこで何をしている会社かがはっきりしてきます。
AIごとに、月1回記録する
代々木のリフォームは、ChatGPTに0社、Geminiに4社でした。 月に1回、同じ質問・同じ回数で、AIごとに記録しておきましょう。 サイトを直したら、手順1の「サイトを読ませる」質問も、同じ文面で聞き直します。 直したことが効いたのかは、記録があって初めて分かるものです。
よくある失敗と注意点
施工事例が、写真だけになっている
写真をたくさん並べた施工事例のページは、見た目はにぎやかです。 でも、文章が無いと、どこで何の工事をしたのかは伝わりません。 1件ごとに、数行でいいので文章を添えましょう。
会社のサイトが、何年も更新されていない
施工事例の最新が数年前、お知らせの最後の更新も数年前。 そういうサイトは、お客さんから見ると「この会社はいまも営業しているのか」が分かりません。 AIにとっても、いまの会社の姿を知る材料が古いままになります。 施工事例を1件足すだけでも、会社が動いていることは伝わります。 年に数回でも、更新の日付が新しくなるようにしておきたいですね。
会社の名前に「代々木 リフォーム」と足す
ビジネスプロフィールの名前に、地域名や「リフォーム」のような説明を足すのは、Googleのガイドラインで禁止されています。 名前は、看板や名刺で実際に使っている名前だけにします。 地域で見つけてもらうのは、対応エリアとサイトの役目です。
お客さんに、口コミを書いてほしいと割引つきで頼む
「口コミを書いてくれたら次の工事を5%引き」のような頼み方は、Googleのポリシーで禁止されています。 良い評価をくれそうなお客さんにだけ頼むのも、同じく禁止です。 許されているのは、見返りなしで、実際の体験を書いてほしいと頼むことだけです。
事例:この調査から分かったこと
今回の数字は、ZUBOLANDが運営するまねき番(Googleマップの投稿と口コミ返信、AI検索での見え方の運用代行)の準備として、自分たちで測ったものです。 町田と代々木の5業種・200店を、同じ質問・同じ回数で調べました。
リフォームは、両方の地域を合わせて40社中29社が一度も出ず、5業種でいちばん多い数でした。 両方のAIに出た会社は、0社です。 同じ代々木の整体院は代々木の整体院のMEO対策に、焼肉店は代々木の焼肉店のAI検索対策に書いています。
AI検索の基本はAIO対策のやり方にまとめています。 会社のサイト全体を点検したい場合は、AIの導入支援でいっしょに見ていくこともできます。 Googleマップの投稿や口コミの返信まで手が回らない場合は、まねき番が代わりに続けます。 いまの見え方は、無料診断で確かめられます。 ZUBOLANDについては、代表のブログをご覧ください。
よくある質問
比較サイトに掲載料を払えば、AIに出やすくなりますか?
私たちは、比較サイトへの掲載とAIの答えの関係までは測っていません。 なので、出やすくなるとも、ならないとも言えないのが正直なところです。 まずは自社のサイトとビジネスプロフィールを整えて、AIが読める材料を自分の手元に置いておくのがおすすめです。
施工事例に、お客さんの住所はどこまで書いていいですか?
市や区までにとどめておくのが安全だと思います。 町名や番地まで書くと、お客さんの家が特定されてしまうおそれがあります。 写真に表札や、まわりの建物が写り込んでいないかも、載せる前に確かめましょう。
ChatGPTに出るようになるまで、どれくらいかかりますか?
決まった期間はありません。 ChatGPTに出ない理由も、私たちはまだ測れていません。 なので、これをすれば何か月で出る、とは言えないのが正直なところです。 サイトを直したら、同じ質問を月に1回聞いて、少しずつ変化を見ていきましょう。
この記事に関わるサービス
まねき番お店のGoogleマップ・AI検索の運用代行
まねき番は、お店のGoogleマップの投稿と口コミ返信を代わりに進め、GoogleマップとAI検索での見え方を毎週お知らせするサービスです。この記事で書いた「AIに出ているかを測る」「正しい情報を届ける」を、お店の代わりに続けます。
- Googleマップの投稿は週1本。お店の情報をもとに下書きを作り、確認後に掲載
- 新しい口コミへの返信案を、いつものLINEにお届け。お店は確認して「OK」するだけ
- 週1回、決まった条件でGoogleマップとAI検索での見え方を測ってレポート
- Googleのパスワードは預かりません。掲載前にかならずお店が確認
料金・お支払い方法は資料でご案内しています(請求するとすぐにメールで届きます)。月払いは、お申し込みから3か月が最低利用期間です(2026年10月時点)
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